はじめてのおつかい



「リディア、バロンははじめてなんでしょ?ひとりで大丈夫?」
「大丈夫任せて!ローザはセシルと一緒に行ってあげなよ!」
バブイルの塔からやっとの思いで脱出し、シドの助けで地底からバロンに帰還した日。
そのシドに頼んでエンタープライズを改造してもらうのにやはり数日かかるというので、一行はこの機会にしばし休息を取ろうということになっていた。
セシルはバロンの偉い人たちにこれまでの報告と、今後の動きを報告しに行くという。
ローザは今のうちに買い出しに行っておこうと考えていたのだが、それを聞いたリディアが買い出しは自分が行くから、と申し出た。
「うーん、それじゃあお願いしようかな。買い出しリストと簡単な地図を書くからちょっと待っててね」
「うん!」
自分には難しいことはわからない。もともと閉鎖的な村で育ち、最近までは幻獣界という異界の地にいたのだから当然かもしれないが。
だからこそこんな自分に出来ることがあればどんなことでも積極的に手伝いたいとリディアは思っていた。
そして何よりローザにはセシルの傍にいてもらいたい。
「そういえばカインどこ行っちゃったんだろ。暇ならリディアと一緒に行ってもらえたのに・・・」
「ひとりで大丈夫だよ!ローザそんなにあたしのこと信用してないのー?」
「あはは、ごめんごめんそういうわけじゃないんだ。リディアだけひとりにしちゃって悪いなあと思って。はい、じゃあこれ。よろしくね」
「オッケー任せて!夕方にはお城に戻るようにするね!」
地図とメモが書かれた紙を受け取りながら、リディアは少しほっとした。
カインは、苦手だ。
いや苦手というのはおかしいか。何せまだ再会したばかりで、ふたりで話したことなどはほとんどない。
母親のことは今はもう本当に気にしていない。あれはカインとセシルのせいではない。
セシルとふたりで旅をしていたとき、セシルはローザの話もしてくれたが、それと同じくらいカインの話をしてくれた。
あのときの自分は幼かったが、それでもセシルがふたりのことをとても大事に想っていることは十分に伝わってきた。
リディアもカインという人は頼りがいのある優しい人なんだと思っていた。
しかしリディアが実際に見たのはゴルベーザに操られ、セシルを殺そうとし、ローザをさらったカインだった。
操られているのはわかっていても、あんなにカインを大事に想っているセシルを攻撃するなんて許せなかった。あのときのセシルの落ち込みようは今でも覚えている。
今は洗脳も解け、仲のよいふたりに戻っている。カインのほうはやはり少し気にしているようだが。
そのことは自分が口を挟む問題ではない。だから今のカインは昔セシルが話してくれたカインなのだとわかってはいるが、実際に話をしてみないことには何もわからない。
特にリディアはよく大人がするような、上辺だけで接するなんて器用な真似は出来ない。だから一度ゆっくり話をしてみたいと思ってはいるのだが・・・。
(なんか、避けられてる気がするんだよね。セシルやローザとお話してるときはあんまし邪魔も出来ないし・・・それにちょっと怖そうだし)
でもお話してみたいなあ、などと思いながら、リディアは城の外に出た。



花を手向け、石に刻まれた文字をそっとなでる。カインは両親の墓参りに来ていた。
「俺にそんな資格があるかはわからないが、あいつらについていこうと思っている。俺が犯してしまった罪を償いたい」
両親に報告を終え、これからの決意を口にする。バロン式の敬礼をしてから、彼は墓を後にした。
(さてこれからどうしようか。城に行く前に一度家に戻っておこうか。長い間放置していたしな)
この後の行動を考えながら城下町を歩いていると、青空に映える綺麗な緑色の髪をした少女を見つけた。
(リディア?)
なんとなく遠巻きに様子をみてみる。人々が忙しく行き交う路上で彼女はなぜか突っ立っていた。
手に持った紙切れを睨んでは周りをきょろきょろ見渡すという行為を繰り返している。
「・・・よう」
「わあっ!・・・な、なんだカインか・・・びっくりしたあ」
「なんだとはなんだ。・・・何してるんだ?」
予想通りの反応に頬が緩むのをこらえて聞く。
「ローザに頼まれて買い物してるんだけど・・・迷っちゃった」
リディアはえへへーと苦笑いをして答えた。
「ああ、この辺は道が入り組んでいるからな。セシルも昔はよく迷っていたな。あいつ方向音痴だから」
「セシルが?へえーそうなんだ!よかったああたしだけじゃなくて」
思わぬところに同士を見つけたリディアは嬉しそうに微笑む。
「お城なんてもっとすごかったけどね!出るだけでも一苦労だったもん。ローザに夕方までには帰るって言っちゃったけど大丈夫かなあ」
「・・・俺が一緒に行ってやろうか?」
意外な返事が返ってきてリディアは少し驚いたが、これはいい機会かもしれないと思い直す。いつまでも逃げていたらダメだ。
「それじゃお願いしようかな。でもカイン用事があったんじゃないの?大丈夫?」
「もう済ませてきた。それにお前その調子じゃあ今日中には到底帰れそうにないからな」
「あっひどーい。でも自分でもそう思っちゃったけどねー!」
ころころと笑うリディアを見てカインも自然に頬が緩む。今度はこらえようとはしなかった。



「これもこれも買ったでしょー、これは売り切れだったから今日は無理でー、あとは・・・」
両手にしっかりと持った紙切れを凝視しながらぶつぶつとつぶやいている。
彼女の髪と同じ色をした瞳にはその紙切れしか映されていないので、足取りは夢遊病者のようにふらふらとしている。危険である。
先ほどから人にぶつかりそうになるたびカインが白い腕を引っ張って軌道修正させていることにもおそらく気付いていないだろう。
「うん、とりあえず買えるものはこれで全部かな!ありがとうカイン!」
視線を紙切れからカインに移し、満面の笑顔でお礼を言った。
「かまわねえよこれくらい。ちゃんと買い物出来てよかったな」
「うん!」
子供扱いされていることにも気付かず、リディアは目的を達成出来たことを喜んだ。
「やーでもすっかりお昼過ぎちゃったね。さっきかわいいレストラン見つけたんだけどもう閉まっちゃってるかなあ・・・」
自らのおなかを左右にさすりながらむむぅと考え込む。
リディアがカインと一緒に買い出しをスタートさせたのが昼前。もう時計は14時をまわっている。
そんなに時間がかかってしまったのはリディアが珍しいものを見つけては飛んでいって、あれやこれやに目を輝かせていたからなのだが。
長い間違う世界にいたから、すべてが新鮮なのだろう。
「・・・俺の家、来るか?簡単なものなら作ってやれるが」
口にしてからカインは自分で驚いた。何よりも自然に出た言葉だったことに。
「カインの、おうち?セシルみたいにお城に住んでないの?」
「城は窮屈だ。両親がいたときは城に住んでいたが今は街で一人暮らしをしている」
「そうなんだ」
彼の言葉は過去形だったが、リディアはそのことについては言及しなかった。誰にでも触れられたくないことはある。
それにまだ自分はカインのことをほとんど知らない。
「それじゃあお言葉に甘えて!カインの手料理も食べてみたいしね!」
「決まりだな。言っておくがその辺のシェフなんかより俺のほうが上手いぞ」
「おっ言いましたねー。カインって結構自信家なんだね」
「事実だからな」
リディアはカインとこんなに楽しく話が出来るなんて思ってもみなかった。幼き日にセシルが話してくれたことは間違いじゃなかったことが嬉しかった。



街の中心地から少し離れた場所にカインの家はあった。レンガ造りの小さな一軒家だ。
庭の草木が伸びきっており、長い時間その家の主人が不在だったことを窺わせる。
「俺も久しぶりに帰るから・・・汚くて悪いな」
「そんなことないよ!外は仕方ないけど、中はいつも綺麗にしてますって感じだもん」
散らかっているのは好きじゃないので、部屋はいつもそれなりに片付いている。まあ男の一人暮らしだから片付ける物もそんなにないのだが。
「ま、最低限はな。セシルの部屋はすごいぞ。よくそんなに散らかせられるなっていうくらい常に散らかっているからな。あんな部屋で暮らせるなんて信じられん」
それを聞いたリディアは一瞬きょとんとしてからくすっと笑って言った。
「カインとセシルはそっくりだね」
「? なんでだ?」
今の話で何故そうなるかがわからない。どちらかといえば反対だろう。
「カイン、セシルの話ばっかり。セシルもあたしとお話してるとき、カインの話ばっかするんだよ」
「・・・・・」
買い物をしているとき、カインといろいろな話をした。たわいもない話ばかりだったが。
そんな中でセシルがそうであったように、カインの口からセシルの話がたくさん出てくることがとても嬉しかった。
「そーんな顔しないでよー!それだけお互い大好きだってことじゃん!」
なんとも微妙な顔をしていたら、ちっとも嫌味のこもらない笑顔で返されたので、カインは毒気を抜かれた。
「・・・そうかもな」



すぐ出来るから適当にくつろいでいてくれという言葉に従い、リディアは椅子に座って足をぶらぶらさせながら部屋をきょろきょろと見渡していた。
カインはそんなリディアを時折ちらりと見ながらもくもくと料理を作る。頭で考えているのは先ほどのリディアの言葉だ。

 お互い大好きだって・・・

確かにセシルのことは好きだ。しかし自分は裏切った。ローザへの想いが暴走し、ローザの想いに応えないセシルに苛立ち、そこをゴルベーザにつけこまれた。
操られていたから、で済む問題ではない。セシルやローザはそう思っているようだが、少なくとも自分にとっては。
洗脳が解けた今は何故あの二人を裏切ってしまったのかまったくわからない。
しかしセシルを妬む気持ちは・・・今もまだ胸の奥深くにあるのだ。
妬む気持ちより好きな気持ちのほうが強いから、カインは二人の友人でいられる。
けれどもし、もしまたゴルベーザの声が聴こえたら、自分はその声に打ち勝つことが出来るのだろうか。
(最低だな、俺は)
そして、リディア。
自分は彼女の母親をこの手で殺した。親だけでなく、彼女を除く一族すべても。これも知らなかったから、では済まされない。
正確には自分とセシルがだが、セシルはその後彼女を守り続けた。だからかリディアはセシルに非常によく懐いている。
その間自分はというと、ゴルベーザの手先となり、かつての仲間たちを傷つけた。
そんな自分を彼女はどう思っているのだろう。憎くはないのだろうか。そうだ自分はまだ、彼女に謝っていない。
「・・・リディア」
「ん?なーに?」
料理していた手を止め、カインはリディアのほうに向き直った。



リディアは様々な人と接することによって人間社会を学んでいく、成長期の一番大切な時期を幻獣界で過ごした。
そのため一般常識が他人とずれていることが多々ある。―ただの天然なときもあるが。
しかし、だから空気の読めない能天気な少女かというと、決してそうではない。むしろ逆だ。
セシルたちとともに旅をしていたころは周りは大人ばかりだった。そしてその幼さで多くの死や別れを経験してきた。
幻獣界においても当然人間は自分一人。
幻獣たちは自分によく接してくれたし仲も良かったが、やはり人間である自分はどこまでいっても「客」に過ぎないということにも早くから気付いていた。
そんな特異な環境に育ったために、一見明るく無邪気な少女だが内面は孤独で無意識に他人とは距離を置いてしまう、非常に繊細な精神の持ち主になってしまった。
更に幻獣と心を通わせることの出来る召喚士という血の成せる業か、他人の心情を察するのが非常にうまい。
だから今。カインの微妙な声色の変化に敏感に反応した。
そしておそらくこれから言われるであろう言葉も、なんとなく理解してしまった。



「俺は・・・お前の母親をこの手にかけた。許してくれなくても構わない。ただ謝らせてほしい。本当に、すまなかった」
リディアはその大きな瞳を一度閉じる。カインが謝ることではないと、本当に心からそう思っているが、彼が言いたいことを遮るのはよくない。
自分は彼の懺悔を全て受け入れて、その上で自分の話を聞いてもらおう。それが彼の望んでいない言葉だということも、わかっているけれど。
しかしカインが次に口にした言葉は、リディアの予想と少し違った。
「もしお前が死んで償えというならそうしてもいい。しかし今はまだ死ねない。セシルがそうしたようにお前を守り、セシルの力にならなければいけないから。
だからお前の罰を受けるのは全てが終わってからにしてほしい。・・・無理を言っているのはわかってるんだが」
「・・・少し安心した。カインは自分がやるべきこと、わかってるんだね」
リディアは静かに目を開き、カインを見た。
「まずあたしはカインのこともセシルのことも恨んでいない。お母さんがいなくなったのはもちろん悲しいけど、ふたりのせいじゃないよ」
カインの顔が一瞬歪んだのがわかったが、リディアは気にせず続けた。
「あの時はまだ子供だったし、なんかもう全部が憎かった。全部無くなってしまえばいいと思って、気が付けばタイタンを呼びだしてたんだよね。
そのあと落ち着いてからすごく後悔したの。そのせいでカインとセシルも離ればなれになっちゃたし・・・ミストの崩壊にとどめを刺したのは、このあたしなんだよ」
ふう、とひとつ息をはく。
「それで、決めたんだ。もう誰も憎まないって。憎しみからは歪んだ力しか生まれない。ゴルベーザのことも、憎しみを糧にしては戦わない。
だからカインも、そんなに自分を責めないで。過去にこだわるより未来のことを考えようよって言おうと思ってたんだけど・・・もうわかってるみたいだね」
そこまで話したところで、呆然としているカインに気付いて慌てて手を振った。
「あっなんかごめんね偉そうなこと言っちゃって!えっととにかくあたしはカインが思ってる風になんか全然思ってないから!
これから一緒に戦うんだしさ、そんな罪とか罰とかで縛り付ける関係はやめようよ!
あたし今日はカインとたくさんお話出来てすごく嬉しかったんだ。これからもそんな関係でいようよ。だからこの話は今日でおしまい!ね?
うまく言えないんだけど・・・過去の過ちは消えないけど、カインが誰かのために戦うって決めたんなら、もう大丈夫だよ」
リディアが一番心配していたのは、カインが捨て身で戦うつもりなんじゃないか、ということだった。
相手のために死んでもいいなんて考えは、相手のことを全然考えていない。もうこれ以上、仲間の死なんて見たくない。
一方黙って話を聞いていたカインは愕然としていた。そんな考え方が出来るものなのか。この、幼い少女に。
「・・・不思議、だな。そんな風に返されるとは思ってもみなかった」
言葉に表すのは難しい感情で満たされている。
「・・・ありがとう」
「えっなんでお礼?」
「なんでだろうな。一番ふさわしい言葉だと思ったから。」
今までみたことのない柔らかい微笑みに、思わずリディアは見惚れた。
「うん、じゃあ、まあ、そゆことで!それよりご飯まだあ?おなかぺこぺこだよー」
「ああ、随分待たせてしまったな」
すまない、と言ってほぼ完成している料理を皿に盛り付けはじめる。
自分のことを許したわけではないが、とても清々しい気分だった。彼女と話している間にいつの間にか黒い感情がなくなっていることに気付く。
(・・・おもしろい奴だな)
自分の罪とは関係なく、彼女を守りたい。
そう思った。



「リディア、なにか良いことでもあった?」
予定より少し遅く帰ってきたリディアは、この城を出る前より晴れ晴れとした顔をしているように感じたので、聞いてみた。
「えっそんな風に見える?」
「うん、なんか嬉しそう。どうしたの?」
「えへへ、ナイショ!それよりローザ、晩ご飯まだあ?」
「・・・お前、さっき食べたばかりだろう」
リディアの後ろから姿を見せたカインは、小さな少女の旺盛な食欲にあきれてみせた。
「あらカイン。リディアと一緒だったの?」
カインが紙袋を手にしているのを見て、ローザは尋ねた。
「ああ。買い出しの終わりが見えなかったから手伝った。・・・セシルは?」
「今シドのところに行ってるの。エンタープライズの様子も見てくるって言ってたけど・・・多分手伝わされてるんじゃないかしら」
「大変だねえセシル」
「そろそろ迎えに行ってやれ。俺はこいつとこれの整理をしておく」
そう言ってカインは両手の紙袋を少し持ち上げた。
「あたし整理得意だよ!」
「うそつけ」
「なんで決めつけるの!そういうの偏見って言うんだよ」
「そんな単語は知らなくていい。誰に聞いたんだ?」
「リヴァイアサン」
「・・・」
幻獣界の偉大なる王とどうやったら偏見云々の話になるんだ。
「ちょっと長いこと生きてるからって年寄り扱いしおって最近の若いもんはー!差別じゃ偏見じゃーってよく言ってたよ」
「・・・そうか」
考えるのが疲れたので、カインは強引に納得することにした。
そんな彼らのやりとりをローザはなんとなく呆然と見ていた。少し見ない間になんとも微笑ましい関係になっているではないか。
(リディアのご機嫌の原因はコレかな?)
顔がにやけそうになるのをこらえて言った。
「じゃあセシルをそのまま食堂に連れて行くから、三十分後にふたりも食堂に来てね」
「ああ」
「また後でね、ローザ!」
セシルとは一時間後に行こうかな と思いながら、ローザは自らの愛しいひとの元へ向かった。










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*あとがき*
ゲーム中ではほとんど絡みがないんですよねこのふたり。だからこそ妄想しがいがあるのですが。
私はカイリディをプッシュしてますが、再会直後はお互いものすごく微妙だと思うんですよね。
リディアは操られているときのカインしか知らないわけですから
いくらセシルやローザに本当のカインの話を聞いていたとしても、実際本人と話をしてみないことにはわからないと思いますし
カインはリディアの母親を手にかけた上、ゴルベーザの手下として敵対していたし、どう接していいかわからない、みたいな。
この話はお互いに自分の思いを話して、初めてふたりのスタートラインに立つ話です。小説を書くとしたら絶対書きたいと思っていました。
私はカイリディを大プッシュしていますが、いきなりラブラブ☆なんてこのふたりの過去からしたら絶対ないですよね。
しかしそこら辺を彼らなりに清算してしまうと、自分にないものを持っているお互いに徐々に惹かれ合うと思います。

作中にもあるようにリディアはセシルっ子だと思っています(笑)幼いころは恋愛感情はないけど憧れのお兄さんぐらいには思っていたんじゃないでしょうか。
私の自分勝手な妄想では、カインが先にリディアに興味を持って、リディアもカインのことが気になるんだけども、その思いが恋だと気付くには時間がかかりそうです。
もっと細かく言うと、興味を持つのはカインが先なんですけど本当はリディアの一目惚れですかね。本人も気付かぬうちの。
ぽくないですか。リディアは面食いっぽいイメージがあります。
なにやら好き勝手言ってスミマセン。個人の妄想ってことで。